戦争で様々なものを失ってしまったフレディーは、歌を歌ったり、楽器を弾いたり…音楽を奏でることが出来ません。その為「何があっても責任を取る。それがファミリーの証だ」と、楽器が弾ける荒くれ者達を迎え入れ、時にギャングとして非合法な事件にも関わりながら、アイリッシュパブ「ジ・エイト」は今日も愉快な音楽が溢れているのでした。けれど、ジ・エイトのファミリーはずっと7人のまま。そこに、家族を殺された復讐の為に男装をした少女がやって来ます。「音楽は好きか?」フレディーのいつもの問いに、少女は「音楽なんて大嫌い。私の家族を奪うから」きっぱりと、そう言い放ちます。そして、フレディーは…何故か、少女・ドレミを8人目の家族として迎え入れることになりました。ドレミがファミリーに入ったことで、ジ・エイトにどんな変化が訪れるのでしょうか…それは、物語を覗いてみてからのお楽しみ。
「ジ・エイト」のオーナー。武器を持ち、大切なものを奪うだけの人生を送ってきた為、現在も楽器を弾いたり歌うことは出来ないが、音楽好きに悪いヤツはいないとギャング達を迎え入れた。強くてお茶目な最強ダークヒーロー。
CV:中尾隆聖
可愛らしい見た目をしているが、元・フランス国家憲兵隊長。有り金を全て使い、性別と名前を変え「ジ・エイト」で働いている。人の恋愛相談に乗るのが大好き。担当楽器はサックス。
CV.羽多野渉
名前や国籍、全てが未確認な記憶喪失の男。バーテンダーとして雇われたが、作ったカクテルは全て自分で飲んでしまい「王子様なので働かない」と言い放つ。ピアノを弾いていると昔のことを思い出すとか出さないとか?
CV.斉藤壮馬
ヤンキー。文句を言いながらも掃除人として、ファミリーの誰よりも真面目に働く情に厚い男。ツッコミ気質。担当楽器はベース(時々モップ)。
CV.下野紘
暗殺一家で育った少年。様々な暗器を操り、ギターを上手に弾くことは出来るが、本人は暗殺と演奏の違いをよく分かっていない。「ジ・エイト」の最年少。給仕として働いている。
CV.吉野裕行
なんでも作れる万能シェフ&なんでも楽器にしてしまうドラマー。心も胃袋も満たすコミュ力おばけで、老若男女誰もが「口説かれた」と思ってしまうらしく、店内が修羅場と化すこともしばしば…
CV.木村良平
人と触れ合うのが大嫌いなキーボーディスト。「ジ・エイト」の自宅警備を担当しており、店の外に出ることを極端に嫌う。名前もハンドルネームで、宇宙からやって来たひとりぼっち星人だなんだと適当なことを言って素性を隠し、誰にも心を開かない。
CV.山口勝平
ファミリー唯一の女の子。男子のように振る舞っているが、全員にバレている。女性を口説くことはおろか「ジ・エイト」の男性陣に翻弄されまくっている。楽器は弾けないが、ひとつだけ得意なことが…?
CV.明坂聡美